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総合型選抜入試の素朴な疑問 専願と併願の違いとは

  • 執筆者の写真: 総合型選抜(AO)入試 書ける塾
    総合型選抜(AO)入試 書ける塾
  • 6月13日
  • 読了時間: 3分

専願と併願の違いとは


受験について調べていると直面する独特の用語をできるだけ分かりやすく解説していきます!今回は専願と併願の違いとは何かという点に焦点をあてて説明したいと思います。


専願・併願って何?

総合型選抜入試について調べ始めると、あまり聞き慣れない用語に戸惑うことがあると思います。中でもオンライン面談等でよくご質問をいただくのが「専願」「併願」という言葉です。


「専願」とは、合格した場合、「必ず入学することを確約する」という前提で受験する入試を意味します。合格してからの入学辞退が原則としてNGであるため、第1志望校でない場合は専願の入試を受験することはお勧めできません。多くの場合、入試要項の出願資格を確認することで、専願か否かの判断が可能です。


一方で、「併願」とは他大学も含めて合格した中から最終的な進学先を選べる入試を指します。入試要項で「この入試は他大学と併願可能です。」と明記している場合とそうでない場合があります。


専願と併願ではどちらが有利なの?

一般的に併願可能な総合型選抜入試は滑り止めとしても多くの人が挑戦するため、倍率が非常に高くなる傾向があります。ただし、大学・学部・学科の人気度によっても各入試の倍率は異なりますので、一概には言えません。

昨年度の合格実績(倍率)を確認すると難易度のイメージを持つことができるでしょう。


両者の違いやメリット・デメリットについてネットなどで調べると、「専願入試は受かりやすい」といった説明もよく目にします。しかし、大学の総合型選抜入試については、一概に「専願入試だから受かりやすい」というわけではないように感じます。

特に難関校・人気校と言われる大学の場合は、倍率もかなり高くなるため専願・併願に関わらず入念な準備が必要不可欠です。


受験計画を立てるためにも事前の確認を!

同じ「総合型選抜入試」という名称であっても、大学によって、また時には同じ大学内であっても学部学科によって「専願」を前提とした入試なのか「併願」を前提とした入試なのかが異なる場合もあるため、入試要項の中でも特に「出願要件(出願基準)」の項目をよく読むことが重要です。専願入試なのか併願入試なのか入試要項に明記されておらず専願・併願の判断が難しい場合は当塾にお気軽にお問い合わせください!


高校の進路担当の先生にもしっかり確認しよう!

また、在籍する高校の先生によって専願入試とみなすか併願入試とみなすか判断が分かれる場合もあるようです。特に、専願入試を2校同時に受験するということはどちらも合格した場合にいずれかは辞退する必要が生じるため、原則としては認められませんので注意が必要です。


進路担当を経験したことがない先生だと、総合型選抜入試等についてあまり理解していないこともあるようですのでベテランの先生に確認するのが安心です。調査書の発行数や推薦書を書く基準・枚数に独自の規定を設けている高校もあるようですので、総合型選抜入試や学校推薦型入試などの特別入試を受けたいと考えている場合は要注意です!


この点も踏まえて受験計画については高校の進路担当の先生とも入念に確認しましょう。


各大学の総合型選抜入試は多種多様で、入試要項も複雑で読みづらいことが多いです。

総合型選抜入試について質問や疑問がある方は、書ける塾にぜひお気軽にお問合せください。

総合型選抜入試専門のオンライン塾です!

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