総合型選抜入試における高校の先生とのコミュニケーションの重要性
- 総合型選抜(AO)入試 書ける塾
- 6月15日
- 読了時間: 3分
総合型選抜入試
高校の先生とのコミュニケーションの重要性
前期中間試験を終え、進路面談を控えている方も多い時期でしょう。総合型選抜入試を受けるうえで、高校の先生との連携は欠かせません。総合型選抜入試の受験を考えている場合は、できるだけ早く高校の先生にもその旨を伝えて相談しておきましょう!
総合型選抜入試の認知度は高まってきましたが、「ほとんどの学生が一般入試を受ける」という高校などでは、先生が総合型選抜入試のことを詳しく知らないという場合もあります。
今年度の入試要項がまだ発表されえていない場合は昨年度の入試要項を共有したうえで一般入試と出願時期や入試形態が大きく異なることや、調査書や推薦書など高校の先生に作成を依頼しなければいけない書類についても確認しておきましょう。
また、面談時に進路や受験について相談する際は、出願資格の確認のために現時点での評定平均値なども教えてもらいましょう。
過去に同じ入試形態で合格した先輩がいる場合は、有益な情報を教えてもらえる可能性もあります。
特別入試を複数校受験したい場合
総合型選抜入試を受験したいと考えている方の中には、同時に指定校推薦入試や学校推薦型入試などの受験も視野に入れている方もいるでしょう。
当塾がよく相談を受けるのは、「指定校推薦を貰えたら一番良いが、校内選考の時期が遅いため、念のために総合型選抜入試の対策を取っておきたい」というものです。この場合も、ご自身の受験計画や希望について高校の先生によく相談しておくことをお勧めします。
校内選考などのスケジュールが決まり次第、すぐに教えてもらえるように先生に依頼しておきましょう。
高校独自の出願ルールに注意
稀なケースですが、過去には「高校の独自ルールで専願制でなくても複数の大学の総合型選抜入試や特別入試に出願することが認めてもらえなかった(調査書発行をしてもらえなかった)」という塾生の方もいらっしゃいました。
少しでも不安な方は、今の受験計画で大丈夫かどうか、進路指導についてよく理解している先生に確認することをお勧めします。
調査書や推薦書の作成依頼は余裕を持って!
総合型選抜入試の出願書類として必要な調査書や推薦書は簡単に作れる書類ではありませんので、必ず時間に余裕を持って先生に依頼しましょう。
推薦書については大学側が推薦書用の所定様式を指示している場合と、書式自由とされている場合がありますのでこの点についてもよく確認しましょう。
推薦書を依頼する際は、次のような情報は事前に伝えておくとより具体的で説得力のある推薦書を書いてもらえるかもしれません。
・自分の将来の目標や志望理由
・活動実績(部活動、委員会活動、ボランティアなど)や取得資格
・学校生活その他で努力してきたエピソード
・自分の強みや人柄の特徴
書類の提出方法の確認
調査書は開封無効である場合が多いので、厳封されたものを貰いましょう。
推薦書は厳封したものを貰う場合と、そのまま未封入の用紙を預かる場合、推薦者が大学側に直接メール等で送る場合など、様々なケースがあります。
期日や提出方法についても事前にしっかりと確認し、先生に伝えておきましょう。
高校の先生に相談する前に総合型選抜入試についてより詳しく知りたい方はぜひお問い合わせください!

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